考えよう脱原発
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・原発のはじまり


原発は原爆の隠れミノ 核燃料は核兵器のカモフラージュ
1945年第二次大戦の最後アメリカは日本に2発の原爆を落としました
ウラン燃料の広島 プルトニウム燃料の長崎
原爆を作る為にアメリカは大変な費用がかかりましたその費用は税金です
多くの税金を掛けた原爆を使わないのはまずかったし
これまで多くの若者が命を落とした戦争が
たった2発の原爆のお陰で終わった?のだから夢の爆弾でした
アメリカ(とりわけアメリカ軍)は手にした大きな力を失いたくなかった
その為には危険なものは止めようと言う世論を閉じこめなければいけなかった
原子力発電は1951年にから始まり世界最初の原子力発電所は
1954年6月に運転を開始したソ連のオブニンスク発電所です
米アイゼンハワー大統領は1953年12月国連で演説を行います「核の平和利用」
  原爆の燃料と原発の燃料は全く同じ設備で作られています

アメリカは1954年ビキニ環礁で水爆実験を行います
原爆の1000倍の破壊力 その実験で被曝したのが焼津の第5福竜丸などです 
アメリカは焦りました、そこで ウォルトディズニーに1957年映画を作らせ子供まで洗脳をはじめました(プロパガンダの始まりです)

日本における原子力発電は
1954年3月中曽根康弘などにより原子力研究開発予算が国会に提出されたことがその起点で この時のウラン235にちなんだ予算2億3500万円が原発マフィアが群がるお金の根元
1956年1月に原子力委員会が設置、初代委員長は読売新聞社社主正力松太郎


・プルサーマル計画



(左) プルサーマルの概念図
      (絵に書いた餅)

プルサーマルのねらい
プルサーマルの建前上の理由は「ウラン資源の有効利用」 「使用済み燃料の再処理」「余剰プルトニウムはもたない」(プルトニウムは核兵器の材料)

本音は別のところにある

原発敷地内の貯蔵施設が満杯になるのを避ける為。
プルサーマルは、ウラン用原子炉でプルトニウムを燃やすので 技術的課題があり事故が発生する可能性が飛躍的に高い。 再処理によって核廃棄物はかえって増える(一般的な資源のリサイクルと異なる)。 冷戦終結後、ウラン資源の需給は安定していて、再処理で製造した燃料は経済的に合わない (つまり、プルサーマル自体が不経済)。 リサイクルと言うが再処理を行うと核燃料の高次化(核燃料がサビたりし汚れる)が進むため、 2サイクルが限度。 再処理をしても、利用できるのは使用済み核燃料のうち1〜2%を占めるプルトニウムのみ 燃え残りウランは利用するアテがない。 MOX燃料(リサイクル燃料)は燃焼中に核燃料の高次化が進みやすく、特にアメリシウム241が生成されやすくなる。 高次化が進むと反応が阻害され、臨界の危険性が高まり使用できなくなる。 さらに事故が発生した場合には被曝線量が大きくなると予測される。 そして原子炉の運転や停止を行う制御棒やホウ酸の効きが低下する。

・なぜプルサーマルか MOX燃料 高速増殖炉

ウランにはU235とU238 がある。 U235は燃える、U238は燃えずプルトニウム(Pu)に変わる。 ウラン燃料棒は通常U235(3%)とU238(97%)の混合燃料である。 一定期間ウラン燃料棒を燃やしたあと、あらたに生成したプルトニウムを再処理して取り出す。 プルトニウムにはいくつも種類がある Pu238 Pu239 Pu240 Pu241 Pu242 プルトニウムは燃える。 しかし、軽水炉と高速増殖炉では燃え方がちがう。 高速増殖炉(Pu専用炉)で燃えても、軽水炉(一般ウラン炉)では燃えないものもある。Pu238 Pu240 Pu242 時間がたつと燃焼を邪魔するAm(アメリシウム)241が生成される。 プルトニウムの高次化(プルトニウムが汚れる) プルトニウムをMOX(Pu(7%)とU238(93%)の混合)燃料として軽水炉で燃やす。 つまりMOX燃料とは混合酸化物燃料の略称であり、 使用済み燃料中に含まれるプルトニウムを再処理により取り出し、 二酸化プルトニウム(PuO2)と二酸化ウラン(UO2)とを混ぜたもの。

・要するに

使用済み燃料は再利用可能と嘘をつき 実質計画破綻の高速増殖炉で燃やせなくなったプルトニウムの行き場として考えられたのがプルサーマルです

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